ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

本当は違う事を書きたいけれど…

今日は、このところ心にモヤモヤとしたものがあるので吐露します。

これは滅多にないことですが、リリパットレーンの自分の出品作品への入札状況であまりにも高くなってしまった場合には連絡が取れる方とはやり取りして、次を入手するから待ってもらう交渉をすることがあります。
先日、ある作品で、あまりにも高額になってしまったので大慌てで交渉し、海外の方とも幾つか交渉して急遽送ってもらう算段を取り付けました。
慌てていた為にちょっと高めの値段の怪しいディーラーにお願いして、物凄く高い送料を払い、何とか送ってもらい、競り合った方に引き渡し、ホッとしていました。
…、ところが、今週のマーケットにその作品が多分入手価格を切っている?値段で出されており、一気に心が曇りました。
私がコンタクトを取って、断られたアメリカの業者から入手したものだと想像しています。
そして、断られたのも多分、タッチの差だったんだとも思います。
後日、取り引きの事実も確認しましたので。

これも同じ方のヤフオクの出品で、海外にて同じ方からの同じ出ものを私も交渉して送料の値段に諦めた作品が出てきており、これも非常に戸惑いました。
入手価格と送料を入れての値段、ヤフオクへの手数料はもしかしたら入っていないかもしれない値段に、ただただ戸惑うばかりの捨て身の戦法。

最近のヤフオクでのリリパットレーンの作品数はとても賑やかで凄いラインナップです。
価格も入手価格の何倍もの値段をつけてくる怪しい人も現れました。
でも裏側では海外で熾烈な争奪戦が繰り広げられており、今まで入手出来ていた価格では手に入らなくなってきました。
そんな中での、身を切るような価格でしたので、驚き、戸惑いました。

もう1つ心を暗くしていることがあります。
別のヤフオクの出品者の方の話ですが…、
あるお金持ちのマダムのコレクションが放出されることになり、作品のリストには以前から関心を持っていたかなりの大型の作品があったので、入手しようと思っていました。
ところが、あるときから忽然と、そのリストから狙いの大型の作品(2点)だけが無くなっています。
驚いて理由を聞くと、「昔、この作品の近くに住んでいらしたようで、還暦の記念にこの作品を熱望されたから譲ったの(日本人に)、競られるよりも熱心なコレクターの方に譲る方が良いと思ってのことなのよ、ごめんなさいね。」とのこと。
誰が入手したかは見当が付きますから、驚きと、その戦法に呆れるやら。
その方は、別の海外のコレクターの方が一括で譲る作品群を7月に入手して、個人で楽しんでいた綺麗そうな中古のもの(個人の手に渡ったものは中古だと私は認識しています。)に新品のマークを付けて平気で出しています。
この方は、他にも自分の値段を維持したい為に他を寄せ付けない価格で作品を確保する戦法も持っていて、以前から良い感じは持っていませんでした。

こういった事が立て続けにあり、自分のスタイルを見つめ直そうと思いました。
どれだけの間もがくかは分かりませんが、自分らしい方法で参加できれば、と思っています。

今回は、読んでいて楽しくない記事だったと思いますが、出品の裏側ではこういった事がある事を記録として残します。


最後まで読んでくださりありがとうございました。