ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane HABERDASHERY 1997 The Victorian Shop Collection L2053

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リリパットレーン HABERDASHERY 1997年 L2053 ヴィクトリアン・ショップ・コレクションより、(ヴィクトリアンの頃の)洋品店 です。

イギリスはカンブリア州、Bowness on Winderemere の町に、最上階は屋根裏の3階建てで、ティンバーフレームに石造りの壁を漆喰で塗り、スレート葺き屋根の趣あるお店を元にしています。
2020年春からは、Monties Cafe and Guest House という店名で、カフェと小さな貸し部屋として営まれています。
その様子は、下記の紹介ページで見ることができます。

www.booking.com


また、参考までに、ウィンダミア湖沿いのこの町の紹介動画を貼っておきます。
町の雰囲気を感じていたでければ幸いです。

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作品では、ヴィクトリアンらしい雰囲気のお店の出入り口にマダムが立っています。
目の前には焦げ茶色の犬が待っており、お店を訪れた顧客が連れてきたのでしょうか。
お利口に待っています。

通りに面した1階部分にはぐるりとショーウィンドーがあり、素敵なお洋服や小物類が陳列されており、道行く人々は足を留めて見てしまう様な素敵なラインナップです。
また、通りに面した2階部分には綺麗に花を寄せ植えにしたプランターが並び、お店の装いにも気を遣っている様子も見てとれます。

表側に力が入っている分、裏側はシンプルです。
全体的に、飾ると素敵な雰囲気を感じ取れる、良い作品です。
近寄ってショーウィンドーを覗きこんだり、遠目から美しい雰囲気を楽しんだり。
色々な角度で楽しめると思います。

HABERDASHERYは、現在では手芸屋さんに近い位置付けで、洋服に関わる生地やリボン、テープやレース、ボタン、スナップ、羽飾りなど、の細々としたものを扱っているお店をそう呼んでいます。

一方で一昔前の時代では、男性の洋服やそれに関連した小物類を扱っているお店の事を、HABERDASHERY と呼んでいた様です。
古い頃の名残のある、拘りのお店の動画があったので、貼っておきます。
(但し、アメリカのお店ですが…。)

youtu.be


ここでは、お客が望めばコーヒーを出すことも、髭剃りなどのサービスもあるそうです。

作品を楽しむ際に参考になると良いです。