ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane HONEYSUCKLE COTTAGE Ⅲ 1997 L2096 Ver.3 Visitor Centre Special 

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リリパットレーン・ハニーサックル・コテージ Ⅲ ヴァージョン3 1997年 L2096

ハニーサックルコテージは、ハンプシャー州Oakhanger村に、17世紀頃に建てられた、ティンバーフレームに漆喰の塗り壁、藁葺き屋根のコテージを元にしています。

このコテージは色々なパターンで作品にされており、一番最初に作品として登場したのは1982年で、作品名は Honeysuckle Cottage です。

創業者のデビッド・テイト氏(故)はリリパットレーンの創立記念10周年を記念して、ペンリスはSkirsgill にあった工房の敷地内に、鳩の小屋を一緒にして建てたものがこの作品のビジターセンター です。

実物の画像はなかなか探せず、ポストカードを載せました。
また、偶然Youtubeに動画が載っていたので貼っておきます。
室内の映像はこれだけですが、今となってはとても貴重で、唯一見ることのできる動画です。
youtu.be

作品は、ハニーサックルコテージ・Ⅲ ヴァージョン3 と書きましたが、この作品は最初は鳩の小屋の支柱が地面にただ刺してあるだけの造りでしたが、折れやすくすぐに改良されて、煉瓦の土台の上に支柱の乗るヴァージョン2に改めて造り直されました。
ただ、それでも折れてしまうため、支柱を更に煉瓦の壁で囲むように支えて造り直されたのがこの画像のバージョン3 です。
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(ガイドより写したものを載せておきます。)

作品では、実物の画像の様に、花いっぱいに囲まれて建つコテージの様子を再現しています。
片側に長めに傾斜のある、キャットスライドと呼ばれる形状の藁葺き屋根が掛かり、アイブロウと呼ばれる眉毛の形にカットを施された窓の上のカーブ。
クロスステッチの様に金具の入った窓枠や、黒っぽい色で塗られたティンバーフレーム。
煉瓦の壁とフレームの黒、壁の白が絶妙なコントラストで、建物を美しく見せています。

お庭の様子も美しく、全ての面で綺麗なお花を見ることが出来て、目を楽しませてくれます。

サイズは小ぶりで、手のひらにギリギリ乗せられるぐらいですが、コンパクトに纏まっており、気軽に飾れる大きさです。

今はもう訪れることの出来ない場所ですが、作品の中では自由に行き来できます。
動画を参考に想像を巡らせながら楽しんでもらえると良いです。

なお、参考までに目安の入手価格を載せておきます。
この作品は、~6000円程ではないでしょうか。(2020年3月の参考価格)
目安はあくまでも日本国内で入手される際の参考価格としてお考えください。(但し、あくまでも私の入手経験に基づくもので、参考の価格です。)

※最近、ヤフオクで市場価格を大きく逸脱した価格で出されている方がおり、目に余るので書いてみました。
(久しぶりにその方から嫌がらせの様な事もありましたが…)
リリパットレーンが余りにも手の届かない価格になってしまうと限られた方しか楽しめなくなり、そういった現象が普通になってしまう事を危惧しています。
もっと気軽に楽しんでいただけるような、そんな流れを作っていければと思っております。