ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane PIGGY BANK 2000 L2359

f:id:rosehanamikouji:20200129174140j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174217j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174242j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174313j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174345j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174410j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174448j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174516j:plain
f:id:rosehanamikouji:20200129174546j:plain


リリパットレーン 村の銀行 PIGGY BANK 2000年にリリースされた作品です。

イギリスはノーフォーク州 Eaton村の中心部に、18世紀頃に建てられた,
ジョージアンスタイルの出入り口や漆喰を塗った壁、藁葺き屋根の可愛らしい建物を元にしています。

レース模様を彷彿とさせる白いフェンスと黒い街灯、出入り口の設えや左右に置かれたコニファー、綺麗に寄せ上されたプランターボックスが並ぶ、町中の銀行らしいお店構えです。

銀行の端には豚をカートに乗せた女の子が立っています。
また、花壇の手前では白黒のボーダーコリーの様な犬が座って誰かを待っている様子です。

PIGGY BANK は、昔は余ったコインを台所等に置いてある、PYGG と呼ばれる赤い陶土の壺に貯めていた事に由来します。
下記の様な壺に貯めていたもののようです。

https://www.pinterest.jp/pin/497366352589408680/

PYGG が誤って、PIGG と勘違いして出来たのが、豚の貯金箱とも。

そういった由来から、作品に登場する女の子が連れている豚さんは貯金箱を表しているのでしょうか。
そうだと、豚さんは結構な大きさなので、頑張って貯めたものをこれから銀行に預けに行くのかもしれませんね。

建物の裏側には、裏口と出納帳の様なファイル、しっかりした作りの緑の鞄、黒い自転車が置いてあります。
銀行員の必須アイテムが並んでいる様子です。

ここで、一昔前の銀行の様子を記録した動画を探してみましたら、イギリスではありませんが、アメリカでの様子を記録したものがあったので紹介しておきます。
手書きの手続きやマンツーマンでの交渉など、懐かしく感じる方もいるかもしれません。
https://youtu.be/rc94KoTabTY

村の銀行は、みんなの大切な蓄えを管理するところ。
村の人々、お店やさん、みんなが頼りにしている銀行は、今日も人々が集まってきている様子です。