ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane HOUSE IN THE CLOUDS 2005 L2874

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リリパットレーン 2005年に作られた、 HOUSE IN THE CLOUDS L2874 です。

スコットランドのDumfires に、18世紀頃に建てられた風車小屋の建物を利用して、1836年にピンホールカメラの原型となった、カメラ・オブスキュラ を内部に作った建物を元にしています。

現在は、Dumfries & Galloway Museum として、地元の昔の暮らしぶりを伝える資料館と、カメラ・オブスキュラの装置を一般に公開し、体験できるような施設になっています。

建物の様子は、下記の動画でご覧ください。
https://youtu.be/OGvjOWl79Ko


また、ミュージアムの様子は、下記のトリップアドバイザーのページでご確認ください。
https://www.tripadvisor.co.uk/Attraction_Review-g186513-d534085-Reviews-Dumfries_Museum-Dumfries_Dumfries_and_Galloway_Scotland.html

作品は、石造りで円形の建物に、幾つもの窓のある、素敵な建物です。
出入り口には水色の傘が畳んで立て掛けてあります。
雨上がりの景色を見てみようと、誰かが入場したところでしょうか。
見晴らしも素晴らしい様子です。

カメラ・オブスキュラは、暗室で1ヶ所だけ小さな穴を開けた点から射し込んだ光を白いものに反射させて、そこに景色を写り込ませる原理です。

外の景色を写せますが、反転して写るので鏡を利用して補正し、正しく写るようにしたものを紙に写しとり、絵画などの下絵を描く方法として利用されました。

また、観光地にアトラクションとして設置し、多くの観光客を呼び込む目的で導入されたところもあるようです。


とても個性的な建物で、作品となっても、際立った個性を発揮しています。
最後の画像は、LITTLE RAIN DROP と、雨傘繋がりで並べてみました。
少し小さめですが、存在感は大きく感じます。