Lilliput Lane COBBLERS COTTAGE 1986
Lilliput Lane COBBLERS COTTAGE 1986
納屋のある２階建てのコテージは、壁はコッツォルドの石を、屋根は藁葺きで出来ています。
角の壁を這う植物が趣があって素敵だと思う部分です。
側面です。
納屋の煉瓦の屋根に穴が開いてしまった部分です。
反対側の側面です。
斜め横から見た部分です。
English CollectionｰMidlands より、1986年～1994年までの間に生産・販売されていたもの。
手彫りの粗々しいタッチの作品は、油絵から抜き取ったものの様です。
石壁はゴツゴツした中にサイズを微妙に変えてコッツォルドストーンらしい表情を出しています。
地面は、大地がうねっていてとてもダイナミックです！
白い窓枠のある、シンプルな面です。
土台は全体的に、緩やかに湾曲している形に作られています。
裏側の部分です。
横の下部にリリパットレーンの1986 の刻印があります。
窓を這う植物はもしかするとこれから成長して花を咲かせる予定の蔓薔薇かもしれません。
手前では木が納屋を半分覆っています。
手入れをする余裕が無かったのかもしれませんが、リアルに表現されています。
納屋の奥が見えるように撮ろうと思ったのですが…、中には大きな車輪と木の板が転がっています。
この家はかつては靴職人が住まうコテージでした。
寂れたところを残したのは、このコテージの実際の様子を作品に記録として残そうとしていた、リリパットレーンの当時の作品作りへの姿勢を表しています。
これを見ると、その後は徐々に、綺麗にまとめた作品作りに移行していった感じがします。
素朴で良い作品だと、しみじみ思います。
この作品には、同じくマスターピース作品を合わせてみました。
お隣は、Holme Dyke です。
この作品も手彫り感満載で、存在感があります。
Lilliput Lane COBBLERS COTTAGE 1986 でした。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
