Lilliput Lane Diamond Cottage 1989
Lilliput Lane Diamond Cottage 1989
大きさは、約11.2cm×10.2cm×12.5cm
蔓性の植物の軸の絡まり具合が良いです。
ベンチの白さがこの建物に効果的に生かされていると思いました。
Blaise Hamlet Collection シリーズより、1989年に販売された作品です。
Blaise Hamlet Collectionは、１９世紀にイギリスで活躍した建築家のJohn Nash が銀行家の John Harford の為に建てた9つの建築物を元にミニチュア作品にしたものです。
その9つのうちの1つがこの Diamond Cottage です。
堂々とした建物で、特に高さのある煙突と、2面をぐるりと囲んだ白いベンチが特徴的な作品です。
色違いの石が意匠的に使われていて、趣ある屋根になっています。
建物の側面には裏口があります。
建物の裏側部分です。
蔓性の植物が屋根に絡まり厳ついイメージを和らげています。
色合いと、光の射し方で、秋のような雰囲気に見えます。
また、粗っぽいけれど素朴な刻印がこの面にあります。
反対側の側面です。
正面のベンチがこの様な感じで繋がっています。
見晴らしの良い場所に位置しているのでしょうか、このベンチでのんびりと眺めを楽しむ事が出来ると素敵ですね。
建物の特徴の1つ、煙突を上から見てみましょう。
屋根を突き破って出ている感じがします。
最後に、白いベンチの部分をクローズアップしてみました。
また、ベンチが無かったら日本のお城に似ていると思うのは私だけでしょうか。
非常に印象深い作品です。
Diamond Cottage でした。
リリパットレーン、奥が深い世界です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
