ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane THE CUDDY 1996

Lilliput Lane THE CUDDY 1996
English CollectionーSouth West シリーズより、1996年に販売された作品です。

イギリス南西部の港町、PORTLAND にあった1890年頃に建てられた民家が元になったモデルのようです。

海辺の近くに建つ小屋のような雰囲気の家は茅葺き屋根こそ素朴な田舎風ですが、建物の脇に立て掛けられたボートが他のミニチュアハウスとは異なった雰囲気を持っています。
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大きさは、約6.3cm×4.8cm×6.5cm  重さは約125g です。
この作品の持つイメージから、背景をお魚の絵柄のPOOLE POTTERY のお皿にしてみました。

側面にはボートと謎の植物があります。

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珊瑚のように見えますが、はっきりとは分かりません。

建物の裏側部分です。
石造りの壁が良い具合に風化した雰囲気に仕上げられています。
この面に、EEGGの社名入り刻印があります。

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反対側の側面です。
足下の謎の青い植物が気になります。
実際のモデルの屋根は、海沿いの家に茅葺き屋根は海風に曝されて長持ちするのかな?と思ったのですが、この付近にある石は屋根材のスレートとしては加工しづらく、結果そうなったようで、この作品の屋根も茅葺きになったようです。
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地面は実際の土地の様子を忠実に表現しており、土くれた感じに塗られています。

屋根の部分の画像と、謎の物をクローズアップしました。
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謎の赤いものはスパナでしょうか?
いえいえ、よく考えたら水中の生き物を押さえる為の道具でしょうね。
名前が思い出せないのが残念ですが。


最後に斜め横から撮った画像を、小さくても個性溢れる楽しい作品です。

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THE CUDDY でした。


リリパットレーン、奥が深い世界です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。