Lilliput Lane LA BERGERIE DE PERIGORD 1990
Lilliput Lane LA BERGERIE DE PERIGORD 1990 French Collection/CUMBRIA
1990年~1997年までの間に生産・販売されていた、フレンチ・コレクションの作品の1つです。
フランスは、ドルドーニュ・ペリゴール地方に建つ農業で生計を立てている家族が住んでいたコテージを元にしています。
大きな作品なので、何時もと違って、少し横向きで撮っています。
イギリスの建物の作品とは、細かな部分で意匠が違い、面白いです。
2階部分へと続く階段回りです。
修繕したり、継ぎ足したり、古い建物を手直ししながら住んでいる様子が伺えます。
側面です。
青い裏口のドア、青い大きな木の扉に家畜を飼っていた様です。
古い作品ですが、緑が艶々しています。
石造りの壁は、崩れかかった部分を土で塗り固めて修繕したのかもしれません。
実物に沿って細かく再現されている様子が分かります。
側面を斜めから撮ってみました。
裏口へはここからどうぞ…。
でも、実はご覧の通り、階段は途中で切れています。
写っていない部分にも繋がっていません。
小高い丘の上に建てられているのかもしれません。
後ろ側の部分です。
横の方に岩が見えます。
地面のレベルが揃っていないので、建てる際にはとても苦労した事でしょう。
どんな所にでも家を建てて住まう、人間の逞しさを感じてしまいます。
屋根の一部から張り出している窓の装飾が美しく、ここには必ず目がいきます。
また、その両サイドには小窓や通風口があるところも人の住まいらしさを感じます。
反対側の側面です。
崖に咲く野の花の色が癒してくれる面です。
かなり複雑な地形だと分かります。
斜め下から見た部分です。
上から見るとこのような感じです。
地味に味わい深い作品ですが、好みが分かれる作品でもあります。
Lilliput Lane LA BERGERIE DE PERIGORD 1990 でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。