リペア…できました。
前回の続きの大物のリペアのその後です。
試行錯誤のうえ、先ほどやっと出来ました。
先ずは、全体の画像を正面から…。
全体的に明るくなりました。
主に補修する箇所は下の画像です。
そして、修復した箇所の画像です。
手前の大きな木の赤茶けた色を本来の緑色に調整して色を被せました。
遠目に見ると分かりませんが、近くでよく見ると気が付く程度まで抑えられました。
また、正面の小さな屋根の部分が欠けており、欠片を着けたのですが、少しズレが生じたので微調整し、色を被せました。
僅かな隙間が発生したのですが(欠片が完全な形でなかった為)これも近づいてよく見ないと分からない程度になっています。
一番右の画像は、煙突の部分が一部チップしており、こちらは欠片が無かったものです。
チップした部分は深くなく、薄かったので色調節をして、色を被せました。
これもよく見ないと分からない程度にはなりました。
さて、今回の件の一番の難所は赤いマジックで塗った屋根の部分でした。
ただ単に色を重ねてもカバー出来ません。
また、少し凹みもあったのでその点もどう修復しようか悩みました。
結果は、下の画像の様な感じになりました。
凹み部分は、薄く伸ばしたペーストで埋め、色を被せました。
色が入りにくく、色の重ね塗りをして何とかこの様な感じまで回復しました。
画像だと、引いた画像も少し修復箇所が分かりますが、実物を見ると気にならない程度まで修復できた気がしています。
もう、後はオーナーさまに戻して、確認していただくしかありませんが、自分としては頑張ったと思っています。
折角の機会なので、裏側の面もご覧ください。
失敗したら、代替品が無かったので、緊張しましたが、一方でこんな素敵な作品はなかなか入手できないので、楽しみながら修復させていただきました。
良い機会をいただき、ありがとうございました。
リリパットレーン、修復も楽しい世界かもしれません。
益々その楽しさに嵌まっております。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
後日談
オーナーさまに引き渡した際にコメントをいただいたのでここに一部を抜粋して掲載いたします。
本日受領しました。2点とも破損箇所が見事に修復
されており、またきれいに掃除されていて新品同様
になっていたことも、さらに感激が増しました。
されており、またきれいに掃除されていて新品同様
になっていたことも、さらに感激が増しました。
取り引き欄からコピーしたので文字が大きくなってしまいましたが、喜んでいただけて物凄く安心しました。
本当に。