Lilliput Lane TINTAGEL Old Post Office 1984
Lilliput Lane TINTAGEL Old Post Office 1984
石壁、石のスレート葺き屋根で、屋根は1992年に改修工事が成されました。
刻印も初期の頃のもので、社名などの最後に1984の年号も刻まれています。
周りの植物が際立つぐらい、シンプルな建物です。
石と緑しかありません。
作品の元になったモデルは、Cornwall にある石造りの建物で、およそ600年前に、その当時は自立した農業を営んでいた農夫によって建てられたものです。
長い年月を経て改装・補修され、現在はナショナルトラストの管理下で観光名所として開放されています。
このTINTAGELは、実は1982年に最初の作品が作られ、下記のような色でペイントされて販売されていました。
しかし、実物を忠実に再現した作品を作りたかった創業者の デビッド テイト氏が同じ型を用いて色をグレーを主体としたものに作り替え、1984年に改めてリリースされた作品が冒頭の画像のものです。
側面の赤い木の実がいまだに艶やかにその色合いを保てている、渋い側面の部分です。
建物の裏側の部分です。
オリジナルの建物の裏側はこのような感じです。
シンプル過ぎる、反対側の側面の部分です。
それでも静かに訴えてくる存在感があります。
屋根はこのような感じです。
波打つ石のスレートの屋根、ゴツゴツした石敷きの地面、石だらけの部分です。
左端の真ん中部分に手書きで Postofficeの文字、入り口ポーチ横にある赤いものは壁掛けのポストです。
この建物はナショナルトラスト管理に置かれるまでの晩年は、村の郵便の集配所として利用されていました。
その名残が、Postoffice文字や、赤いポストに残されています。
作品の大きさは、約13cm×8cm×7.6cm 重さは約492g です。
どの角度から見ても渋い魅力を放っています。
最後に新旧モデルを一緒に撮影してみました。
TINTAGEL Old Post Office でした。
リリパットレーン、奥が深い世界です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
