ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane Bridge House に関して考察中

Lilliput Lane Bridge House

1982年~様々な型で繰り返し作られてきた作品で、以前この記事を書きました。

ヤフオクでは、下の画像の一番左側の古いタイプをお好きな方に譲ることが出来ました。
ただ、その方へ送る日に別で頼んでおいた古いBridge House がイギリスから到着したことからこのミニチュアハウスに関しての私の悩ましい日々が始まりました。
イメージ 1
真ん中のタイプがその件の作品です。

横に並べてみるとあまり違いは分からないのですが、縦向きで並べると違いが分かると思います。
イメージ 2

高さが少しずつ高くなっているのが見てとれると思います。
一番右側の背の高いものは1991年のもので、刻印は反対側に年号入りであります。

Bridge House は1982年に展示用のモデルを幾つか作って置いたものがディーラーの目に留まり、そこからじわじわと発注を受け、販売へと繋がり最終的にはリリパットレーンを代表する作品の1つに選ばれる程になったものです。
初期の頃は何度も繰り返し型を作ってはリリースされたので、1991年までの新しいBridge House に行きつくまでの間には幾つもの型が有ることが分かりました。
ただ、実数が記録として残っていない様なので今一つ特定し辛く、どのぐらいの年数の生産品なのかは不明瞭でした。(作品の刻印には年号が無いので)

そして、今回、実際にその大きさを目にして戸惑い始め、色々と集めて確かめてみようと思いました。
その後、新たに、昨日イギリスから古いタイプのBridge House がやって来ました。

並べて比べた結果、上の画像の真ん中のタイプと同じものでした。
イメージ 3
彫り跡等も隅々まで見比べてみましたが、やはり同じです。
ただ、色合いが微妙に違い、左側は白っぽく、右側は少しダークグレーです。

イメージ 4

この辺がペインターのセンスの違いなのか、その時に用意したペイントの色具合なのかは定かではありませんが、見比べてみると面白い部分です。

反対側の部分です。

イメージ 5

緑の色や屋根の色も微妙に違うのです。

イメージ 6

色彩の違いはお分かりいただけたと思います。
そして、同じ型のものを幾つも所有するのは大変なので(この先増えそうですし)、このどちらかを今回ヤフオクで出品することにしました。

落札くださった方はお好きな色を選べます。
ご興味がありましたらご覧になってみてください。

私は…、また新たにこの古いBridge House を探してみようと思います。
次回は違う型を入手できる事を願って。



リリパットレーン、奥が深い世界です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。