ミニチュアハウス・リリパットレーンの素敵な世界

イギリスの石膏製ミニチュアハウス・リリパットレーンの作品を紹介するブログです。

Lilliput Lane 1997 BWTHYN BACH GWYN L2160

Lilliput Lane 1997 BWTHYN BACH GWYN L2160
The British Collection シリーズより、1997年に作られ販売されていたものです。

作品の元になった家はウェールズ地方にあるMerthyr Mawr という小さな村にある1700年頃に建てられた Diana Cottage で、イギリスの保存建築物のリストにリスティングされている貴重な建物のようです。

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この作品のタイトルにある謎めいた文字はウェールズ語で、Bwthyn Bach = 小さな家  Gwyn = 白、純真 の意味です。
繋げて訳すとどうやら、「真っ白なコテージ」と言う意味でした。
元になった家は18世紀頃に建てられたほぼ正方形の白色で、藁葺き屋根が被さった小さなコテージです。

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この家の大きさは、約7.3cm×6cm×6.8cm  重さは約135g です。

側面の部分です。
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屋根を飾る青い蔓性の植物、足下にはワサワサした緑の葉っぱとルピナス?それともデルフィニウム?と気になる植物が元気よく育っています。

建物の裏側の部分です。
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とてもシンプルな面ですが、端の辺りのお花がとてもボリュームがあり、素朴な石の壁を引き立てています。

反対側の側面です。
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段違いの屋根が雰囲気があって、何だか素敵です。
多分、薄茶色の石と一部を白く塗った壁に茅葺き屋根に白く塗られて突き出た煙突が一体となって簡素ながら美しい面を作り出しているんだと思います。
時々、この面をメインに飾っても良いぐらいですね。

朱色の蔓薔薇と青い蔓性のお花が家をぐるりと飾り、白いペンキを塗られた可愛らしい玄関ポーチ。
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開きかけの扉は、忘れ物を取りに戻っているところでしょうか。
家の端にある小さな巣箱もアクセントに…。
ロマンティックな雰囲気のミニチュアハウス、BWTHYN BACH GWYN でした。


リリパットレーン、奥が深い世界です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。